2026年3月9日、福岡市の通信制高校にて、一般社団法人ホンシツカンシュ代表・杉本翼さんを講師に迎え、「よい教師とは何か」を探究する哲学対話・本質観取の職員研修を実施しました。

えんげき広場cueとして、本質観取オンライン講座(全4回)を修了したタイミングで、初めての「哲学を行う事業」を実施することができました。
演劇ワークショップと哲学対話の両方を学校現場で行うことは、NPO法人設立以来の念願でもあり、今回の研修はその第一歩となりました。
そして何より、学校の先生方に「本質観取」を知っていただく貴重な機会となり、今後の広がりを感じる時間となりました。

研修の目的

・先生自身が「なぜ教員をしているのか」を再確認する
・生徒が自ら課題を見つけ、解決していく力を育むための関わり方を考える

実施概要

日時:2026年3月9日(月)9:00〜12:00

場所:福岡市の通信制高校

参加者:職員19名(教員・事務職員)

補助講師:苫野一徳ゼミ生2名、中学校国語教員(えんげき広場cue)

コーディネーター:えんげき広場cue

研修の様子

アイスブレイク

「小さい頃からずっと苦手だったこと」をテーマに自己紹介を行い、緊張していた場が一気に温まりました。

グループ対話「よい教師とは」

4グループに分かれ、エピソードを出し合いながら教師の本質を探究しました。

参加者からは次のような言葉が挙がりました。

・一緒に考えてくれる
・教科の楽しさを伝えてくれる
・学校外の活動にも興味を持ってくれた
・問題を起こしたときに、まず話を聞いてくれた
・公平に扱ってくれた

グループが導いた「よい教師」の定義

①公平に生徒を見て、その可能性を広げる提案ができる存在

②探求心・観察力・傾聴力を持ち、信頼関係を築き、成長のきっかけをつくる人

③学校での学びを大切にし、導くものと一緒に考え、一人の人として信じて任せられる人

④ 子どもの“今”に向き合い、共感し、気づきを与えられる人

振り返り

「今日得られたこと」「もっと考えたいこと」「実践に生かせること」を共有し、次週の研修では先生方自身が本質観取を実践される予定です。

今後の展望

・ホームルームでの本質観取の導入支援
・「哲学対話 × 演劇ワークショップ」の連携による学びの深化

本質観取が、子どもたちの学びの場にも広がっていく未来を楽しみにしています。

主催・協力

主催:えんげき広場cue

協力:一般社団法人 ホンシツカンシュ