cue企画研修旅行で「佐賀城下歴史散歩」に行ってきました。
行きの車では、雨とか雪とかびちゃびちゃ降ってきて心配しましたが、佐賀城に着くとすっかり止んでました。
まずは、佐賀城本丸の一番奥の座敷で『幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊』の寸劇「かちがらす」を観劇。以前久留米美術館で見たからくり儀右衛門って、佐野常民(さのつねたみ)が、京都から佐賀に連れてきたんですって。知らなかった!
そのあと、佐賀城の周りを八賢人の大隈重信(おおくましげのぶ)や島義勇(しまよしたけ)とゆっくり歩きながら楽しくお城の周りを散策。
佐賀鍋島藩第十代藩主の鍋島直正(なべしまなおまさ)が、教育が大事だと学問を奨励し身分にかかわらず門徒を開いたことから、大隈重信をはじめとする明治維新以後に近代日本の礎を築く賢人を輩出したなどなど、史実に基づいた歴史を賢人自ら(役者が)語ってくれてリアルに面白い。大隈重信が日本に初めて蒸気機関車の線路を新宿横浜間に引いた時、いろいろんな抵抗勢力があったこと。それでも人や物資が流通することで飢饉も救えると3年で成し遂げたという話など、歴史を改めて知ることができた。
八賢人の思いや志に触れ、ついこちらも「へー、なるほどお、すごーい」と声が出る。思わず「その時島義勇さんは何歳だったんですか?」ってたずねると「54才です」ってすぐに答えてくれる。佐賀の乱で江藤新平40歳の無念の死。晒し首の写真を全国にばら撒かれたことに理不尽な気持ちになったり。演劇ってこんなこともできるんだね。
なんといっても、役者が近くで案内してくれて質問に答えてくれることが凄かった。最後は鶴屋まるぼうろのお土産付き。
皆さん、ぜひ一度行ってみて!おすすめです。1月まであるよ。
#佐賀 #佐賀の八賢人おもてなし隊 #大隈重信