福岡県大牟田市生涯学習課主催の『平田オリザ演劇ワークショップ』に参加しました。http://www.seinendan.org/hirata-oriza

オリザ先生のワークショップに初 めて参加してから6年になる。そこで、一番身 についたと思うのは、観客目線で観客の思考を 意識しながら表現することを覚えたことである。もちろん、いつもできている訳ではない。 生徒が書いた弁論原稿は、構成の検討や推敲は もちろんだが、練習を重ねることで生き物のよ うに力を帯びる。間の取り方、スピード、表情 のつけ方、動作、観客の理解と心の動きを想像 して修正し、表現と鑑賞者の理解のスピードがしっくりくると、知って いる内容なのに笑えたり、泣けたりする。
最近、お笑いの舞台を観ることや、知り合い のミュージシャンによるミニライブもあった。 前座の男の子に間の取り方を教えたくなった り、ステージの更なる感動の作り方を考えたり など、妄想が激しくなっている。(報告MM)